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2005年03月27日

輝明の取引先

●輝明の取引先
・全国に店を展開する大手ドラッグストア。

●取引先の窓口 → 金沢
・非常に手強い相手。
 無理難題を押し付けてくる。
  → 取り決めた仕様外のことを再三にわたって要求してくる。
    しかも細かいことが多い

  例:
    ・すでに設計済みのシステムの要件を簡単に変更する。
      ▽建物でいえば、すでに施工中だというのにトイレの位置を変えろ。
      ▽外壁の色を変更しろと言われているようなもの。
      ▽幾度となくトラブルに発展。
    ・提案資料はカラーで印刷してもらわなければ困る。
      ▽その代わり当社で印刷するときは紙を持参すること。
    ・見積資料の数値が違う。
      ▽よくよく見ると、
    ・前提条件にインフラは御社で用意していただくことと記載。
      ▽ネットワークケーブル等は当然用意してもらうものと思っていた。
      ▽ハード導入時にも準備がなくスケジュールが大幅に遅れることに。


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Posted by rampo2006 at 00:22Comments(0)TrackBack(0)

輝明のプロジェクト概要

●5年計画の基幹システムリプレース
計画の1年後からプロジェクトのサブマネージャとして参画したが、立ち上げ当初のマネージャが突然会社に出てこなくなり退職。輝明がマネージャに昇格した。仕事をしていく中で前任がなぜ出社してこなくなったのか少しずつ理解できるようになってくる。
▲EIPについて
輝明も、再三顧客の理不尽な対応に感情が麻痺しかけ、電話中に意味のわからないことを口走ったりすることもしばしばあった。
自分がドミニカという国で、顔を真っ黒にして働いていたことなど忘れてしまうことさえあるほどだった。

●システム導入
輝明がプロジェクトに参画し3年が経過して、ようやくシステム導入時期が近づいた折、ユーザがごねはじめた。
それは突然システムの仕様変更ともとれるような要求である。
相手は全国に店を展開する大手ドラッグストア。激化する顧客獲得のためにIT武装を言い出した。言い出しっぺが経営企画室の室長。ところがその室長と情報システム部の部長は犬猿の仲。常に対立しており、システム設計においても両方の言い分は真っ向から対立し、会議も同席しない。プロジェクトマネージャである輝明が両者の言い分を聞いてその都度調整をしなければならなかった。


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Posted by rampo2006 at 00:15Comments(0)TrackBack(0)

輝明のプロジェクト「トラブルの概要」

■ 企画室室長:攻めの道具としてITを活用したい。
■ システム部部長:ITはあくまでも効率化と合理化。費用対効果が不透明なものに投資などできない。

特に、営業支援システムを基幹システムに盛り込むかどうかで両者の言い分は真っ向からぶつかった。お客の満足度を向上させるためには営業の情報武装化は不可欠だという企画室の主張もあれば、そんなシステムは営業一人一人の負担になるだけで、これまで業務効率化に邁進してきたシステム部門としては絶対に受け入れられないという主張もあり、しばらくの間、平行線をたどった。二人とも仕様打ち合わせには同席を嫌い、輝明が双方の言い分を聞いていたが、結局、顧客満足度の向上が第一だという取締役の方針もあり、営業支援システムは形上、盛り込まれた。
ところがシステムがすでにできあがりつつある段階になって、情報システム部部長が「そんなシステムを承認した覚えはない」と突っぱねた。そんなシステムを勝手につくってもらっても費用は払わないと豪語する。輝明の会社も「どうなっているのか」と輝明自身を責め立てた。結局部長に押し切られ、すでにシステムとしては単体テストも終わり、ほぼ完成の域に達していたというのに、現時点ではシステム導入を見送らざるを得なくなった。当然のことながら、そのシステム構築にかかった費用は回収することができなくなった。もちろんお客の企画室室長にそのシステムを導入しないことを報告しなければならなくなる。
もはや精神的にも限界に。


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Posted by rampo2006 at 00:11Comments(0)TrackBack(0)