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2005年05月17日

★バリウムへの恐怖心を「リング」で誤魔化す

昨日、産まれてはじめて「人間ドッグ」を経験した。


週末の神戸旅行から帰宅した翌日の朝から「人間ドッグ」、というのもけっこうキツイ。

旅行から帰宅して、夜から翌日の午前中まで飲食できないのだ。
しかも未経験の「バリウム」に対する恐怖心がこれまた……。

これまで胃潰瘍を患ったことが2、3度あり、その都度胃カメラは飲んできたが、バリウムはバリウムで、いや〜な先入観があり、バリウムを飲まなければならないと思うと胃がキリキリ痛んだ……。


そうはいっても、歳をとったら避けられるものではないので、昨日やりましたよ、ハイ、受けました、バリウムの検査を。


でも、拍子抜け。

気合入れて臨んだものの、そんなにたいしたことはなかった。
グアテマラでアメーバ赤痢を何度もやって入院した経験のある私にしてみれば、あんなもの全然たいしたことないっ!
(当日朝までずーっとビビッてましたけど)


医学が発達したせいかな。
確かにあの白い液体は飲みにくいし(コーヒー味でもイチゴ味でもなかった)、意味もわからず体を回転されたりひねらされたり逆さまにされたりしたのは大変だったけど、前日からビビって憂鬱になるほどのものではない。

まだバリウムの検査を受けたことがない方、ご安心を。


ところで人間ドッグを受けているあいだ、暇だろうと思って小説を持っていった。
(iPAQにしようかと思ったが、目立つだろうと思ってやめた)




著者: 宮本 輝

タイトル: 錦繍



ところが、先日、ブックオフで購入した「錦繍」を持って出かけたと思い込んでいたが、病院に着いてアタッシェを開けてみたら「リング」が入っていた。
(?_?)




著者: 鈴木 光司, 永井 幸二郎

タイトル: リング



「錦繍」も「リング」も、これまで何度か読んできた小説だが、系統が違いすぎる。

せっかく宮元輝の世界に入ろうと心の準備してきたのに、

「増殖……増殖……増殖……増殖……」

だもんなぁ。。


とはいえ、やはり読みはじめると、ついついページを繰ってしまう。
先がわかっているのに緊張しちゃったり。

鈴木光司さんの文体、このころはまだ若いなぁ……なんて考えながら半分ぐらいまで読んでしまった。

せっかく読みかけたのだから、最後まで読もうと思う。



あまりにも有名で、説明する必要などまったくないが、私は「リング」を良質のエンターティメント小説として高く評価している。

ただし「らせん」と「ループ」に関しては、ノーコメント。



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よね、初の人間ドック。 前の晩からバリウムのことで頭がいっぱいで。 身長体重聴力視力・・・などなどたんたんと検査が進みます。 そしてついにバリウム。 はじめになんか白いツブツブ(炭酸みたいなものらしい)のものを 水で一気にのみ「ゲップはがまんして
人間ドック【ゆうゆうにっき〜育児日記〜】at 2005年05月22日 00:51