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2005年05月02日

★人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考 

マインド・マップ ノート術」という本を読んだ。




著者: トニー ブザン, Tony Buzan, 田中 孝顕

タイトル: 人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考



昨日、たまたま調べものをするために本屋へ寄ったときに見つけた、どちらかというと「能力開発のノウハウ本」。

 1.自分が考えていることが客観的にわかる
 2.発想力が豊かになる
 3.記憶力が高まる

……ための、卓抜したノート術
、と書けばもっとわかりやすいだろうか。


自分自身で「考えたこと」、「考えていること」、「考えようとしていること」を1枚の紙の上に表現するテクニックを紹介している。

これはなかなかいい。


もともと、小説のアイデアを練るときや、頭の中を整理したときには、パソコンを使わずにノートに「思いついたこと」をだらだらと書き殴る癖がある。
他人に説明するときでも、一枚紙を広げて、登場人物や舞台設定などを字で書きながら説明する。そのほうが自分の頭を整理できるし、話したポイントを忘れずに済む。


そのため、昨日この「マインド・マップ」という考え方に触れたときは、すーーっと受け入れられた。ああ、これだこれ。これなんだよ、俺が求めてた「頭の整理法」は、こんな感じだ。……ということですぐに購入。電車の中で読了し、昨夕、さっそく活用してみた。

実は現在、妻と私とのあいだである計画が進行している。いろいろ話し合ってきたが、お互いの立場や意見の相違から、話しても話しても出口が見えないし、断片的に「あれがいいね」「これだけは勘弁してほしい」と口頭ベースで意見交換していてもすぐに忘れてしまう。あげくの果てには、お互い自分が言ったことに責任がもてず「そんなこと言ったっけ」ということになる。

そこでこのマインド・マップを利用して、お互いの意見交換を具体的に描いてみることにした。

A3の紙を用意し、真ん中に私たちが計画している事柄の具体的なイメージ図(セントラルイメージ)を描いた。そして周囲にキーワードを散りばめ、思いつく項目を階層的に、どんどん放射線状に書いていった。

しばらくすると、すぐにA3の紙は字で埋まり、さほど苦労せずとも、この本で紹介されているようなマインド・マップを描くことができた。私は、お互いの頭の中を客観的に見つめられるようになった気がしてとても満足だった。備忘録として残すのにも、非常に役立つと思う。


そして、さっそく今朝、朝5時40分に目を覚ましたので、私が現在執筆中の小説をキーワードごとに掘り下げたマインド・マップをパワーポイントで描いてみた。


乱歩賞応募作マインドマップ(5月2日製作)


PDFファイルをライブドアのブリーフケースにも登録したので、こちらのほうがより詳細に見られると思います。


乱歩賞応募作用マインドマップ(PDF版)



試しに書いてみたものなので、ざっくりとしたものだが、何となくイメージをつかめていただけると思う。


パワーポイントで描くと、意外と時間がかかった。紙に色ペンを使って書いたほうが楽しいし、書いていて充実感がある。ただしメンテナンス性に難があるという欠点があるので、パワーポイントと併用していくことになるだろう。


MindManagerX5」のような専用ソフトもあるが、調べてみるとなかなかに高価だ。


今後、さらに必要性が増したら購入も検討したいが、一応これでも会社では「パワーポイントのことなら奴に聞け」と一部の社員に言われているぐらい(笑)、パワーポイントでよく資料を作成するので、これぐらいはまぁ難なくできる。
テンプレート化すれば、さらに直感的に描いていくことができるだろう。

シグマリ3なら閲覧もできるので、専用ソフトを使わないほうが私には勝手がよいかもしれない。


これはとてもいいテクニックだと思う。
朝の1時間半ぐらいだったが、まだまだ描ききれないけれどもかなり頭の整理がついた。新しいアイデアや、まだ調査し尽くしていない事柄にも気づくことができた。


これまで私はアウトラインプロセッサを使って、自分の考えを階層的につづってきた。だがいわば「ウォーターフォール型」のマインド・マップでは、ただ文章を箇条書きにしたものとそう変わらず、ひと目で見ても理解できない。どちらかというと読み返したいとも思えない代物にしか仕上がらなかった。


PCを利用して描くのは、ちょっと抵抗があるという人も、広告の裏紙などを利用して、日々考えたこと、自分が今やらなければならないことなど、頭の中を整理するうえで、とても使える技だ。執筆などしない方にもオススメしたい。


来週、友人の結婚式に出席するため神戸へ旅行する。その「旅行」計画にもこのマインドマップは活用できそうだ。

なんだか、突然一日で能力アップしたみたいで嬉しい。

(ああ、なんてポジティブなんだろう、私って……)




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※マインドマップの代表的な書き方としては、こんな感じ:

http://www.pluslink.jp/img2/mapsample-meeting.gif
http://www.pluslink.jp/img2/mapsample-dream.jpg
http://www.pluslink.jp/img2/mapsample-project.gif
http://www.pluslink.jp/img2/mapsample-businessplan.gif
http://www.pluslink.jp/img2/mapsample-kouen.gif


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おすすめ図書【超 自 省 録】at 2005年05月26日 21:06
この記事へのコメント
乱歩賞応募作のマインドマップ、見せてもらいました。イイ感じで展開して行きそうですね。ラストシーンも活かすとのことで、良かったと思います。そういうこだわりを持つ部分が、一番読者に伝わりますからね。

さて船戸作品ですが、私のように、必ずしも自分が書く分野と読むのが好きな分野は一致しません。よって、無理に勧めることはしませんが、冒険小説がお好きなら一度読んでおいて損はないと思います。

やはり「山猫の夏」でしょうか、初めて読む方にお勧めするのであれば。船戸作品は、一人称と三人称でテイストが若干異なります。「山猫の夏」や直木賞を受賞した「虹の谷の五月」が一人称の代表作です。
Posted by しぴん at 2005年05月02日 21:44
しぴんさん、いつもありがとうございます。マインドマップはけっこう使えるテクニックですよ。もちろんこれだけでは事足りないでしょうけれど。

船戸作品、読みたいですね。現在執筆中のものの参考になる小説をかなり買い込んでいるので、それを読んでからになるからかもしれませんが……必ず読みます。

あと、「キャラクター小説の書き方」は本屋で見つかりませんでした。また週末に探してみます。
今は夫婦の問題(依存性からくる問題)について学術的に説明されている書籍を読んでます。。。
Posted by じゅん at 2005年05月03日 07:33
始めましてMangoと申します。
マインドマップ関連の書籍を2年ほど前に2冊購入したものの実践せずにいましたが、こちらの記事を読ませて頂いて、少し勢いがついた感じです。本格的に取り組んでみたいと思います。
あと、普段から文章書き慣れていないので、ブログの記事書くのに苦労しています。いろいろと参考にさせて頂きます。
Posted by Mango at 2006年05月29日 19:41